
第二章 落ち着いた生活をつくりあげる(なるべく働きたくない人のためのお金の話)
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文=大原扁理
前章までは、言ってみれば準備段階。よりよい生活について冷静に考えるためのスタート地点に立つためには、まずはつらい場所から脱出する、ということを書きました。ですから、ここからが本当の始まりです。
しかし生活というのは、一朝一夕につくり上げられるものではありません。私の場合は、自分だけの生活のやり方がある程度できあがるまでに、二年くらいはかかりました。
この章では、私が郊外に引っ越した二〇一〇年一二月から約二年のあいだに、いかに隠居生活を作り上げ、改良を続けていったか? そしてそれぞれの問題に何を思い、どう対処していったか? を書いていきます。